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 第71回秋季東海地区高校野球県大会(県高校野球連盟主催)の決勝が6日、愛鷹球場(沼津市)であり、御殿場西が清水桜が丘を6―5で破り、27年ぶりに優勝した。3位決定戦では静岡が加藤学園に6―5で勝った。上位3校は20日から三重県で開かれる東海大会に出場する。

仲間の声に力み消え6安打

 延長十一回表、御殿場西の攻撃。犠打で2死二塁になり、夏賀貞伍君(2年)に打順が回った。「自分が決めるんだ」と内角の直球を振り抜いた。「甘く入った球は逃さない」と左翼への勝ち越し適時二塁打になった。二塁で指を突き上げ、喜びを爆発させた。

 力が入り、球をよく見ずに振ってしまった先頭打席は一ゴロ。「なに、いつも通りだよ」とベンチで新井七輝君(2年)など仲間たちが声をかけてくれた。「笑っちゃって。おかげで力が抜けた」としっかり球を見ることができ、以後これまでで初めてだという1試合6安打。

 森下知幸監督は「考え込むところがあったけれど、この大会で何かをつかんできた」と評価する。「どんな球でもヒットにしていきたい」と春の選抜がかかる東海大会に向け、準備は万全だ。(宮川純一)

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