[PR]

 山形市桜町の豊烈神社で6日、例大祭があり、県無形民俗文化財の「打毬(だきゅう)」が披露された。馬を巧みに操り、次々と球を投げ合う勇壮な姿に、歓声が沸いた。

 打毬は、紋服やはかまをつけて騎乗した騎士が紅白に分かれ、毬杖(きゅうじょう)という先に網のついた約1メートルの棒を使って、ゴルフボール大の球を直径約30~60センチの穴に投げ合う競技。先に六つの球を入れた方が勝ちとなる。

 紀元前6世紀にペルシャで始まり平安時代に日本に伝来。江戸時代に8代将軍徳川吉宗によって全国に広められた。国内では、ほかに宮内庁や青森県八戸市に残るだけという。

 山形市の大場裕樹さん(27)は「馬上でバランスを取りつつ、球を投げ入れるのは難しそう。間近で見ると迫力ありますね」と話していた。(田中紳顕)