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 水深200メートルから600メートルの深海にすむイカで、生きた姿が見られることが珍しいユウレイイカが静岡県西伊豆町田子の田子漁港に姿を現した。西伊豆町在住の写真家・堀口和重さん(32)が撮影に成功した。

 ユウレイイカはゆらゆらと漂う姿が幽霊に似ていることからそう呼ばれる。堀口さんは6日朝、田子のダイビングガイドから「見たことがないイカが船着き場にいる」と連絡を受けて漁港に駆けつけ、海に入って撮影した。胴の長さ約35センチ、足まで入れた体長は約80センチで、ゆらゆらと漂い、大きな目の周りが発光していたという。「こんなに美しい姿を見るのは初めて。感動した」と話す。

 ユウレイイカはしばらくすると海中に姿を消した。(岡田和彦)