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 ユネスコ無形文化遺産に「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」として登録されている鹿沼秋まつりが6日、栃木県鹿沼市中心部で始まった。きらびやかな彫刻屋台27台が全てそろうのは、5年ぶりになる。

 各町を出発した屋台は今宮神社を目指し、昼過ぎから次々に鳥居をくぐって境内へ。本殿前でおはらいを受け、お囃子(はやし)を奉納した。龍や獅子、猿など様々な意匠が精巧に施された屋台にカメラを向けていた、埼玉県川口市の春山常夫さん(63)は「個性的ですばらしい彫刻ばかり。職人や町の人のプライドが伝わってきます」と話した。屋台は夕暮れ時を待って再び街へ繰り出した。

 最終日の7日は午前10時から市民パレードがあり、午後2時から屋台が4組に分かれて練り歩く「屋台揃(そろ)い曳(び)き」が始まる。屋台同士がお囃子で競演する午後5時半からの「屋台一斉きりん・ぶっつけ」で祭りは最高潮に達する。(古沢範英)