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 7日のシカゴ・マラソンで日本記録を更新した大迫傑は42・195キロを滑らかに走り抜けるマネジメントにたけている。無理に前半からスピードを上げることはないし、レースが動いた時にも前の走者につくか、つかないか、残りのエネルギーを量って瞬時に判断できる。「自分と対話し、100%の力を出し切る」。これが哲学だ。

 この日も25~30キロを14分27秒、次の5キロも14分31秒と日本選手としては驚異的なスプリットでカバーし、アフリカ勢やファラー(英)らと終盤まで優勝争いを展開。その先に日本新記録があった。

 レース前々日の囲み取材で大迫は、同学年の設楽悠太の持つ2時間6分11秒の日本記録について「(気象条件など)すべてがマッチすれば無理な記録ではない」と言っていた。ただ、こう続けた。「1キロごとに42回も記録のことを意識するか、と言えば、そんな気持ちのスタミナはない。やはり勝負に徹して、それに記録がついてくればいい」

 早大3年の終わりに渡米し、長…

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