平和賞医師に単独取材「日本人もレイプとの闘い参加を」

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ブカブ〈コンゴ民主共和国東部〉=石原孝
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 コンゴ民主共和国で約20年にわたって性暴力の被害に遭った女性らの治療やケアにあたり、ノーベル平和賞を受賞することになった婦人科医、デニ・ムクウェゲさん(63)が6日、朝日新聞の単独取材に応じた。やりとりは以下の通り。

 ――受賞を知った時の思いは?

 発表の当日、朝から患者の手術をしていると、周りから歌声が聞こえてきた。手術を終えた後に、受賞が決まったと知らされた。何年も前から候補として上がっていたが、実はあきらめかけていた。普段はベッドに寝ている患者も立ち上がって祝福してくれ、歌や踊りを見せてくれた人もいた。この賞は、被害を受けた彼女らのものだ。彼女らこそ、この賞に値する。

 ――国際社会に伝えたいメッセージは?

 今もコンゴや世界中で、性暴力で苦しんでいる女性がいることを知って欲しい。戦争兵器としてレイプが使われていて、私たちにはそれを止める責任がある。化学兵器などと同じように、レイプを戦争兵器として使わせないようにしなければならない。

 ――レイプなどの性暴力の現状をどう見ている?

 残念ながら、この病院周辺でも、2年前から性暴力の被害が増えている。イラクシリア、アジアでも欧州などでも、レイプは戦争兵器として使われてきた。

 とても悲しいことだが、先週…

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