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 米連邦議会上院(定数100)は6日、連邦最高裁判事にトランプ大統領が指名したブレット・カバノー氏(53)をあてる人事案を賛成50、反対48の賛成多数で承認した。採決を経てカバノー氏は宣誓を行い、最高裁判事に正式に就任した。最高裁は米社会を二分する政治・社会問題について、最終の司法判断を下す。保守派のカバノー氏就任で、最高裁は今後、保守色を強めるとみられる。

 最高裁判事は長官を含む9人で構成し、保守派とリベラル派が4対4に分かれ、カバノー氏の前任者で引退した中間派のアンソニー・ケネディ氏が判断を左右していた。保守派の最高裁判事の増員は与党・共和党の支持層の悲願で、トランプ氏は11月の中間選挙を前に大きな政治的成果を得たことになる。

 カバノー氏は指名後、性的暴行疑惑が相次いで浮上。野党・民主党は最高裁判事としての適格性を疑問視し、カバノー氏に暴行されたと訴える女性を支え、カバノー氏の不承認を求める抗議運動も広がった。中間選挙を前に、与野党の支持層が互いを攻撃し、米社会の分断がいっそう深まる結果となった。

 カバノー氏の承認後、トランプ…

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