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 秋季広島県高校野球大会兼第131回秋季中国地区高校野球大会県予選会(県高野連主催、県教委共催、朝日新聞広島総局など後援)は7日、三次きんさいスタジアムで準決勝があった。

 第1試合は夏の広島大会決勝と同じ、広島新庄と広陵の対戦で、広陵が勝利。呉は崇徳を破り、広陵と呉が決勝進出と中国地区大会出場を決めた。決勝は13日午後0時半から、呉二河球場。中国地区大会に出場できるのは上位3校で、3位決定戦は同球場で午前10時からある。

「全力疾走」先輩のように 広島新庄・渡部俊孝君

 7点を追う六回表。渡部俊孝君(2年)は代打で打席に立った。「自信だ。自信を持っていこう」

 帽子のつばには「自信」と太く大きな文字。「常に全力疾走のプレーで尊敬していた」という田中智也君(3年)が、引退後の9月に書いてくれたものだ。

 広島新庄打線は五回まで1安打に抑え込まれていた。「真っすぐ1本でいくぞ」と決め、直球をはじき返すと、打球は右前に跳ねた。

 後続の安打で二塁に進むと、相手投手の暴投の間に気迫のヘッドスライディングで三塁へ。尊敬する先輩のように、全力疾走で好機を広げた。

 七回表には2死満塁で再び打順が回ってきたが、変化球を捉えられず、三振。「もう1本、と欲が出すぎてしまった」という。

 夏の広島大会決勝に続き、敗北。「打倒広陵という気持ちでやってきたので本当に悔しい。中国大会でまた戦えるようにチーム一丸となって頑張りたい」(高橋俊成)

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