京都)「名声けがさない」茶祖に供え誓う 宇治茶まつり

小山琢
【動画】宇治市で「宇治茶まつり」が開かれる=小山琢撮影
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 京都府宇治市で7日、第67回宇治茶まつりが開かれた。

 幕開けは午前9時、豊臣秀吉宇治川の水で茶会を開いた故事にちなんだ「名水汲(く)み上げの儀」。宇治橋三の間で、小倉茶業青年団の二人が宇治川に釣瓶(つるべ)を下ろして水をくみ上げた。

 水は古式行列で約1キロ離れた興聖寺へ。「茶壺(ちゃつぼ)口切りの儀」で、東宇治茶業青年団の古川嘉嗣さんが茶壺の封を切って今年の新茶を取り出し、石臼で抹茶にした。宇治川の水で茶がたてられ、茶祖に供えられた。

 実行委員長の堀井長太郎さんが「宇治茶の名声をけがさないよう、品質の向上を図りながら次世代に受け継がれるよう最善の力を注ぐという使命を成就することをあらためて先人にお誓いする」と祭文を読んだ。(小山琢)