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患者を生きる・スポーツ「肩の脱臼」(1)

 2014年5月、スイスで開かれたボルダリングのワールドカップ(W杯)第3戦。プロクライマーの杉本怜(すぎもとれい)さん(26)は、準決勝に進んだ。壁に取り付けられた突起物「ホールド」に飛びついた。左手でつかんだ瞬間、左肩から「ゴリゴリッ」という音が聞こえた。右手はほぼホールドから離れ、左腕だけで体重を支えていた。

 痛みはなかった。次の壁によじ登った時も左肩で「ゴリッ」という音がした。決勝は肩にテーピングをして臨んだ。4位だった。

 ボルダリングはスポーツクライミングの種目の一つで、いくつもの壁を制限時間内に登る。課題をいくつクリアしたかなどを競う。種目にはほかに、登る速さを競う「スピード」や、ロープを装着した状態でどこまで登れるかを競う「リード」がある。

 北海道で生まれ育った杉本さんは小学3年の時、スポーツクライミングを始めた。高校2年生だった09年2月、ボルダリング日本一を決める「ボルダリングジャパン杯」に初出場し、3位になった。

 その後国際大会に挑んだが歯が…

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