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 浜松市南区の中田島砂丘で8日、様々な分野のアーティスト10人が「椅子と惑星」と題したワークショップを開いた。「防潮堤の建設が進み、別世界のようになった砂丘について、座って考えよう」といった思いを込めた。

 同市の吉田朝麻さんは子どもたちと、砂丘の石を容器に入れてマラカスを作った。砂丘は大人も子どもも裸足で歩く人が多いが、堤を覆う砂にがれきなどが混入し、場所によっては危ない。楽しみながら砂丘をきれいにする狙いだ。

 ホシノマサハルさんは缶などを使って砂の円筒や円錐(えんすい)を作り、環状に並べるよう呼びかけた。「防潮堤で砂丘の姿が変わったことを嘆く人もいるが、防潮堤も含めて自然。その中でうまく遊べたら、子どもたちはまた来たいと思うだろう」

 光と音楽を組み合わせたライブもあり、夜まで楽しんだ。実行委員の一人の松下克己さんは「来年以降も開きたい」と話した。(大島具視)