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 長崎くんち「後日(あとび)」となる9日、三つの神輿(みこし)が「お旅所」から諏訪神社に戻る「お上り」があった。くんちの3日間、長崎市中心部には今年も多くの人が押し寄せ、熱気とともに幕を閉じた。

 旧県庁前では、約100メートルの坂を勢いよく駆け上がり神輿の神霊を呼び起こす「もりこみ」があり、沿道から拍手と声援が上がった。神輿を担いだ茂田法人さん(45)は「神輿をしっかりお返ししないとくんちが終われない」と汗を拭った。

 沿道から見守った同市矢上町の菅原千二郎さん(69)は、会社員として定年退職するまでで10都府県で勤務。歴史が詰まったくんちは長崎ならではと思う一方、他県の人にあまり知られていないとも感じるという。「せっかくのいい文化。もっと外にPRできたらいいね」と話した。(横山輝)