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 奈良市の興福寺で、中核施設の中金堂が301年ぶりに再建されたことを祝う落慶法要が11日、最終日を迎えた。7日から5日間続いた法要には多くの人が参列した。

 この日は、興福寺の多川俊映貫首(かんす)と岡寺(奈良県明日香村)の川俣海淳(かいじゅん)住職が堂内で一対の論議台にそれぞれ登壇し、経典についての問答を披露した。

 興福寺は平城京遷都と同じ710年に創建され、中金堂は714年にできた。1180年の平氏による南都焼き打ちなど戦災や火災で7回焼失し、その度に再建されてきたが、1717年の火災以降は仮堂でしのいできた。

 中金堂を一般公開する「興福寺国宝公開2018」(興福寺と朝日新聞社主催)は20日から。拝観料は大人500円、中高生300円、小学生100円。問い合わせは興福寺(0742・22・7755)。(宮崎亮)