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 1億1千万人が極度の干ばつにさらされ、洪水のリスクが2倍になる――。国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が8日に公表した地球温暖化についての特別報告書は、世界の平均気温が産業革命前より1・5度上昇した場合の世界をこう予測した。温暖化が現状のまま進めば早ければ2030年にも上昇幅は1・5度に達すると指摘している。

 温暖化対策の国際ルール「パリ協定」は、産業革命以降の気温上昇を2度未満、できれば1・5度未満に抑えることを目標にしている。これに基づき、IPCCは1・5度上昇した場合の影響などをまとめた特別報告書を初めて作成し、公表した。

 報告書は1・5度上昇の場合と2度上昇の場合で、人間社会が受ける影響を比較した。

 少なくとも5年に1度は熱波に見舞われる人は、1・5度上昇では世界人口の13・8%。2度上昇だと36・9%になり、1・5度の場合と比べて影響を受ける人は17億人増えるという。

 また、極度の干ばつにさらされる人は1・5度上昇だと1億1430万人。それが2度上昇では1億9040万人に増えるとした。

 洪水のリスクにさらされる人は…

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