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 開山1300年を迎えた山梨県甲州市勝沼町勝沼の大善寺で、国の重要文化財に指定されている薬師三尊像が5年ぶりに公開されている。中でも左手にブドウの一房を乗せた薬師如来像が、大勢の参拝客に人気だ。

 寺は行基が718(養老2)年に三尊像を安置して開き、甲州ブドウ伝来の地とも伝えられる。三尊像は通常は厨子(ずし)の中に納められていて見えないが、5年に一度、ご開帳される。

 住職の井上哲秀さん(71)によると、多くの薬師如来像が手にするのは薬つぼで、ブドウの房を持つのは珍しい。「寺が開山した奈良時代、ブドウは万病に効く薬でした。今でも病気や心の悩みに御利益がありますよ」

 川崎市の会社員、平井明人さん…

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