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 糖質ゼロの日本酒は、飲んでも息が酒臭くなりにくいことを、日本酒大手の月桂冠(京都市)が発見し、「用途の発明」としての特許を取得した。

 アルコール度数15度の純米酒と、13・5度の糖質ゼロの日本酒を600ミリリットルずつ飲み、2時間後の呼気に含まれる六つの主なにおい成分などを比べた。

 その結果、糖質ゼロの日本酒を飲んだ後の成分の量は、純米酒のときより少なかった。飲酒後に体内の代謝などでつくられるにおい成分も、増えにくいことが分かったという。

 月桂冠は2008年9月、糖質ゼロの日本酒を業界で初めて発売した。甘みが少ない辛口になるため、超淡麗を好む人の購入も多い。同社は今後、今回の研究結果もアピールしていくという。(伊沢友之)