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 靴の正しい履き方や選び方を知っていますか。きちんと履けていないために、足にトラブルを抱える子も多いといいます。専門家は、幼少期からの「靴教育」の大切さを訴えます。

 「テープをぎゅーっと引っ張って、ぺったん。できるかな」

 東京都港区の区立青南幼稚園で9月下旬に開かれた「足育(あしいく)教室」。靴教育に詳しい早稲田大招聘(しょうへい)研究員の吉村真由美さん(55)が、テープのついた上靴の履き方を園児に教えていた。

 床に座ったまま、靴のテープをベリベリッとはがす。靴に足を入れたらつま先を上げ、かかとをトントンと床について靴と足を合わせる。つま先を下ろして足と反対の方の手で靴の左右を押さえ、もう片方の手でテープをぎゅっと引っ張り、くっつける。

 靴を履き終え、立ち上がって足踏みした子どもたちからは、「(靴が)ぴったりくっついてる」「軽い!」と声が上がった。最後に、新山裕之園長が「靴は手を使って、丁寧に脱いだり履いたりしようね」と呼びかけた。

 園では昨年度から、靴の履き方指導に力を入れている。早く履き替えて遊びたい園児たちは、テープをはがさずに足を入れたり、つま先をトントンして履いたりと、履き方が雑になりがちだ。正しく履けていなかったり、サイズが大きかったりすると、走った時に靴が脱げたり、転んだりする原因になる。

 保護者にも足と靴に関心を持ってもらおうと、吉村さんによる靴の選び方や足のトラブルに関する講演会も開かれた。新山裕之園長は「足と靴がぴったり合った感覚を知り、幼い頃から丁寧に靴を履く習慣を身につけておけば、将来、履き方や選び方も変わってくるはず」と話す。

 全国の幼稚園や学校が加盟する公益財団法人「日本学校体育研究連合会」は、靴の履き方や選び方といった出前授業や指導案づくり、実践研究などを通じ、子どもたちの足の健康をつくる「足育」に、2011年から取り組んでいる。同園はその研究推進園だ。連合会は昨年度、東京都内の14校で出前授業や講演会をした。菅原健次理事は「『足育』を、今後は全国の学校や幼稚園にも広めていきたい」と話している。

 靴の履き方が、足のトラブルに直結する場合もある。

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