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 札幌市円山動物園は10日、来春開館する予定のゾウ舎を報道機関に公開した。国内では初めて、ゾウが泳ぐ様子をガラス越しに見られる。この秋にゾウの慣らし飼育を始め、来春公開する予定。同園でゾウが見られるのは12年ぶりだ。

 地下1階地上2階建てで、延べ面積は屋内約3400平方メートル、屋外約3千平方メートル。総工費は約30億円で、9月20日に完成した。屋内には厚さ1メートルの砂を敷き詰め、深さ3メートルのプールでゾウが泳ぐ姿を間近に見ることができる。

 ゾウはミャンマーからやって来る5~27歳のメス3頭、オス1頭。群れで飼育するのは道内では初めてだという。加藤修園長は「ゾウ本来の生態を観察し、泳ぐ姿も楽しんでもらえれば」と話している。(戸谷明裕)