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災害考古学 第1部:4

 せっかく先人が過去の災害を記録に残してくれても、長い年月、風雨にさらされ、文字の読めなくなった津波碑も少なくない。貴重な石碑を保存し、これからも広く教訓を伝えていこうと、最新のデジタル技術を使った「保存」の動きが広がっている。

 海洋研究開発機構・高知コア研究所(高知県南国市)の谷川亘(わたる)主任研究員(41)は、2015年から石碑を3次元のデジタル画像化して記録する「地震津波碑×デジタルアーカイブ」(http://www.jamstec.go.jp/res/ress/tanikawa/index.html別ウインドウで開きます)の製作に取り組む。高知、徳島両県の主な石碑約50基のデータを公開する。「石碑は風化に加え、将来の津波で流されてしまう恐れもある。3Dデータ化しておけば、永久的に情報を残すことができます」

 谷川さんは、地球深部探査船「ちきゅう」で海底から採ってきた断層の岩石を調べるなど地質学の立場で地震を研究している。11年の東日本大震災では、探査船に乗って青森の八戸港にいたときに津波に遭遇。船は緊急離岸し一部損傷だったが、激しく揺れる船内で災害の怖さを実感した。

 「次は高知…

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