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 4年ぶりに現役復帰したフィギュアスケート男子の高橋大輔(関大ク)が10日、大阪市中央公会堂であったNHKスーパーハイビジョン放送関連イベントに出席し、過去5度優勝したNHK杯の思い出や現役復帰への思いについて語った。

 会場の大型スクリーンに過去のNHK杯での高橋の姿が次々と映し出された。2002年の初出場時の演技が流れると、高橋は照れ笑いを浮かべながら「ずっと緊張していて全く覚えていない」。06年の初優勝した時や、13年の5度目の優勝の映像を詰めかけたファンと共に振り返った。高橋は「こんなに表情が変わるんだな」と懐かしんでいた。

 NHKによると、番組やホームページでイベントの告知をしたところ、用意された400席の観覧席に、4500通超の応募が殺到。この日は満席になり、担当者は「異例の関心の高さ」と驚いていた。

 8日まであった近畿選手権で現役に復帰した高橋は「想像以上に難しいけど、充実した日々を送れている」。今季の目標は全日本選手権の最終グループで滑ることだといい、「若い選手に負けてられない。いや、負けても嫌じゃないんですけど……」と笑いを誘って、「次はもうちょっといい演技を見せたい」と11月開幕の西日本選手権に向けて決意を新たにしていた。(大西史恭