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 秋らしく涼しい天気が続く10月に入り、愛知県内の学校では冬服に衣替えする生徒たちが増えてきた。

 伝統的なセーラー服を制服としている私立金城学院中学・高校(名古屋市東区)では今月1カ月間を冬服への移行期間としている。生徒たちは爽やかな白い上着のセーラー服から、上下とも濃紺のシックな装いに衣替えする。

 金城学院では前身の金城女学校が1921年9月にセーラー服を制服に採用。最近の研究で、上下セパレートのセーラー服を国内で初めて制服に採用したことが分かった。デザインは当時からほぼ変わっていない。胸に付ける十字架に白ユリの校章ブローチは、母親のものを受け継いで使う生徒もいるという。

 同校3年の山崎みのりさん(18)は中高6年間を金城学院のセーラー服で過ごした。「戦争もあった歴史の中で守られてきた制服なので、今年が最後ですがもうちょっと長く着たいくらいです」と話していた。