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 プロ野球DeNAのアレックス・ラミレス監督(44)が来季もチームの指揮を執ることが10日、決まった。南場智子オーナーが同日、今季最終戦の終了後に甲子園で正式に続投を要請。就任3年目を4位で終えたラミレス監督も受諾した。契約は1年。

 「今年の結果から学び取れることを学んで、来年もお願いします」。南場オーナーからそう言葉をかけられたラミレス監督は「ありがとうございます。頑張ります」と応えたという。

 昨季はリーグ3位から日本シリーズ出場を果たし、優勝を期待された今季。「優勝するための戦力は整った」とシーズンに臨んだが、石田健大や今永昇太ら先発陣の不振が響き、野手も主軸以外は先発を固定できないなど誤算が続いた。6、7、8月は3カ月連続で負け越し、早々に優勝争いから脱落。9月は巻き返して最終盤まで巨人と3位を争ったが、結果は3年ぶりのBクラスとなる4位に転落した。

 4年目も託されたラミレス監督が「私自身が変わらなければいけない」と挙げた課題は、コーチとのコミュニケーション不足だ。特に、熱心な指導で捕手の育成に尽力してきた光山英和バッテリーコーチ(52)が、慰留されながらも今季限りで退団を決めたことには責任を感じている様子。「私が捕手に関しても色々な決断をして、彼の能力を発揮させてあげられなかった。今後はコーチと、より良い関係を築けたらと思う」と語った。

 来季へ向けては球団OBの三浦大輔氏(44)が投手コーチに招請されるなど、コーチ陣を再編して巻き返しを図る。「コミュニケーションをより取るようにして、コーチにもっと決断をしてもらえるような環境作りをしていきたい。今から変えていかなければいけない」と決意をにじませた。(波戸健一)