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 プロ野球中日の来季の新監督に、球団OBで今季まで楽天投手コーチを務めた与田剛氏(52)が就任することになった。10日に白井文吾オーナーら球団幹部が監督就任を要請し、与田氏が受諾したという。森繁和監督(63)は退任し、フロント入りする見込み。

 与田氏は木更津中央高(千葉県)から亜細亜大、NTT東京を経て、1989年秋のドラフト1位で中日入り。1年目の90年に150キロを超える速球を武器に抑え役として活躍。31セーブを挙げ、最優秀救援投手と新人王に輝いた。

 96年途中、ロッテにトレードで移籍し、日本ハムを経て、2000年に阪神で引退した。通算148試合で8勝19敗、59セーブ、防御率4・58。

 引退後は野球解説者として活躍し、09、13年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表投手コーチを務めた。16年から楽天投手コーチに就き、今季限りで退団が決まっていた。

 中日は今季ここまで63勝77敗2分けで5位が確定し、6年連続のBクラス(4位以下)となった。中継ぎを中心とした投手陣の再建は急務で、投手出身の与田氏の手腕に期待がかかる。

 矢野博也球団社長によると、与田氏は「ありがとうございます。頑張ります」と話していたという。矢野社長は「チームを強くしてもらいたい。(けがで)苦労もしているし、頑張ってもらいたい」と話した。