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 25年前に北海道南西沖地震に見舞われた奥尻町で11日、函館ラ・サール高校(函館市)の1年生113人が避難・救助訓練に取り組んだ。避難所の開設や誘導役などさまざまな役割を担う「防災ロールプレイ」を通して、災害時の行動や心構えを学んだ。

 訓練は南西沖地震で甚大な被害を受けた青苗(あおなえ)地区で行われ、町役場や警察、消防も協力。地震発生を知らせるサイレンが鳴ると、生徒たちは漁港施設の「人工地盤」に駆け上がり、更に車いすの高齢者らを介助しながら高台を目指した。

 災害対策本部では安否情報の収集と避難者名簿の作成、医師役や負傷者役などを体験した。北川大地さん(15)は「錯綜(さくそう)する情報をいかに正確に集め、救助などを適切に指示するか、難しさを実感した。貴重な体験になった」と話した。

 同校は東日本大震災の前年から…

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