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 神戸市東灘区の阪神電鉄深江駅周辺は台風21号による高潮で浸水した。海水が川をさかのぼり、河口から約350メートル離れた住宅街でも川の水があふれ出た。高潮対策の堤防が未整備だったことなどが原因だが、ハザードマップ(災害予測図)は作られておらず、浸水する可能性が周知されていなかった。なぜ浸水が想定されていなかったのか。

 「最初はちょろちょろと水が店に流れ込んできて、雨水かなと思って外を見たら道路が川になっていた」

 六甲山系から南へ大阪湾に注ぐ高橋川の近くで、喫茶店を営む男性(71)は振り返った。9月4日午後3時過ぎ、店を掃除中にシャッターを下ろした入り口から水が入ってきた。店内はすぐに30センチほど水につかった。「15年近く店をしているが浸水は初めて。高潮でつかるとは思わなかった」と話す。

 高橋川は長さ約1・4キロの2…

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