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 宮城県大崎市鹿島台で夫と潜水士の会社を営む安倍志摩子さん(56)は、夏から秋、あちこちの学校のプールを飛び回る。溺死(できし)の事故を減らそうと、2004年から子どもたちに「着衣泳」を教えてきた。水難学会の指導員の資格を持つ。

 「浮いて待て」が合言葉だ。もし水に落ちたら、力を抜き、息を吸って、仰向けに。ランドセルや空のペットボトルを腹に抱えれば浮きやすい。近くの子は大人に知らせよう。落ち着いて助けを待つ。

 着衣泳は、教育現場でようやく浸透してきた。毎年行く学校では「志摩ちゃん先生」は人気者だ。

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