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 台風や大雨が近づくたびに、テレビやネットにあふれる災害情報。避難に役立つ情報のはずなのに、あまりの量に判断に迷う人も多いはず。7月の西日本豪雨を体験した広島市の町内会が、当時の防災情報メールを整理したところ、重要なポイントが見えてきた。

 広島市安佐南区で町内会長を務める刀納(たちのう)正明さん(70)は、市内に大雨注意報が発令された7月5日未明から解除された9日午後まで、5日間に広島市から届いたメールをまとめた。防災情報メールは53通、携帯電話に通知されるエリアメールは、緊迫した6日午後だけで29通にのぼった。

 当時、「やばい」と感じたのは、6日午後7時すぎの防災情報メールだ。

 「避難準備・高齢者等避難開始の発令」と題して、近くの太田川が「氾濫(はんらん)するおそれのある水位に近づいている」と伝えていた。国土交通省のサイト「川の防災情報」では、午後9時ごろに太田川の水位が「氾濫危険水位に到達する見込み」と示されていた。

 高齢者から「逃げた方がええかな」と電話があったが、「見込み」の段階。民生委員と相談し、一人暮らしの高齢者ら5世帯に電話して、「2階に上がってください」と伝えた。

 その後、雨脚が弱まり、氾濫することはなかったが、7日午前3時ごろまで刻々と更新される情報の確認に追われた。

 刀納さんはいま、町内会の人たちが避難の判断をしやすいように、発令された避難情報や気象情報を時系列に並べて検証し、「洪水」に絞った避難マニュアルの更新を進めている。

 防災情報には、避難勧告などの避難情報や避難所の開設、指定河川洪水予報などがある。それらを、発令内容▽「洪水」か「土砂災害」のどちらに関連するか▽対象地域――といった内容で整理した。

 安佐南区八木2丁目を中心とし…

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