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 米国防総省は11日、米軍が保有する最新鋭ステルス戦闘機F35の計245機すべての運用を一時的に停止する、と発表した。先月下旬に米サウスカロライナ州で起きたF35の墜落事故を調査したところ、エンジン燃料管に不具合がある可能性が出てきたため、国内外のすべての機体を検査するという。

 米国防総省が同日発表した声明によると、問題があるとみられるエンジン燃料管が見つかった場合、新しい部品に置き換える措置を取る。作業は今後48時間以内に完了するという。

 米サウスカロライナ州での事故をめぐっては、米海兵隊所属のF35Bが9月28日、基地の近くで墜落。操縦士は脱出して無事だった。F35の墜落事故は初めてで、国防総省は事故原因を調査していた。

 米軍のF35の運用停止は日本国内に配備された機体も対象となる。事故機と同型のF35Bは米軍岩国基地のほか、佐世保基地に配備された強襲揚陸艦ワスプでも搭載・運用されている。(ワシントン=園田耕司)