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 韓国統一省は11日、国会に提出した資料で、北朝鮮の対中国貿易が、制裁の影響で大幅に減少したと報告した。8月末時点で、貿易総額の約9割を占める中国向けが前年同期より57・5%減った。特に輸出額は同89・7%減。貿易赤字が膨らみ、外貨の獲得が難しくなっているとした。

 資料によれば、経済制裁で、生産に影響が出ている。ただ、コメやガソリンなどの物価、為替レートは安定しているという。金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が強い関心を寄せる江原道(カンウォンド)の元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区も、最短期間での完成を指示したが、来年10月に延期されたという。

 北朝鮮関係筋によれば、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の茂山(ムサン)鉱山など、中国との貿易の主力を占める鉄鉱石や無煙炭の生産地は、操業停止が長期化。利権を握る軍などの収益を圧迫しているという。

 金正恩(キムジョンウン)朝鮮…

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