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 大仙市と韓国・唐津(タンジン)市の友好交流協定が昨年、10周年を迎えた。この間、竹島(韓国名・独島)領有権問題などで2年間の中断もあったが、「大綱引き」がつないだ絆は切れなかった。12日には韓国からの訪問団を招いた記念式典が大仙市であり、両市長が交流のさらなる発展を誓った。

 式典には訪問団18人を含む約300人が参加した。老松博行大仙市長は「青少年交流や行政、スポーツ交流へと広がっている。両市の結びつきは『綱引きの綱』のように強固だ」とあいさつ。キム・ホンジャン唐津市長は「変わらぬ友情を維持し、交流を拡大できたのは信頼を強固にした成果だ。両都市の持続的な相互発展のために協力できることは非常に多い」と述べた。

 この日は友好道路や記念碑の除幕式などもあった。13日には民間主導による経済交流をめざした経済交流会議が開かれる。

 大仙市には、日本最大級の「刈和野の大綱引き」がある。一方、唐津市には「機池市の綱引き」=2015年にユネスコ無形文化遺産に登録=があり、両市は07年8月に「友好交流に関する協定」を結んだ。10周年の催しは昨年、韓国でも開催され、老松市長ら22人が参加していた。(山谷勉)