拡大する写真・図版 落札直後に作品が自動細断された様子。額縁から下がシュレッダーにかけられた部分=バンクシーのインスタグラムから

[PR]

 素顔も本名も不明の覆面アーティスト、バンクシーの作品が、英国のオークションで落札された直後、作家自身が内部に仕掛けたシュレッダーによって細断された。この模様はSNSで拡散し、世界中の耳目を集めた。バンクシーとは何者か。なぜ支持されるのか。

 AFP通信などによると、バンクシーの絵画「少女と風船」は、競売大手サザビーズのロンドンのオークションで5日、約1億5500万円で落札された。その直後、額縁から絵が突然すり抜け、額縁内に仕掛けられたシュレッダーによって下半分が細断された。バンクシーがどのように機械を起動させたかは分からない。

 現代美術で自己崩壊する作品は、彫刻家ジャン・ティンゲリーの燃えて無くなる「ニューヨーク賛歌」(1960年)など例はある。だがバンクシーの場合、周到なメディア戦略まで考えていたのが極めて現代的だ。

 バンクシーは細断時の会場の動…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら