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 青森県むつ市のむつ総合病院は、乳がん検診用の機器(マンモグラフィー)を4千万円かけて、新型に更新した。操作する技師は女性4人、男性3人の7人態勢となり、検診車に頼っていた市内での乳がん検診が同病院で可能になった。

 新型は従来のものより撮影画像が高精細で、立体的な画像も得られる。さらに被曝(ひばく)線量は半分程度で、15分ほどだった所要時間も5~10分で済む。市民の検診料は40~59歳が830円、60歳以上が810円。

 むつ市の2016年度の乳がん検診受診率は全国平均と同じ18・2%だが、県平均(20・8%)より低かった。県内10市のうち、病院で乳がんの検診ができなかったのはむつ市だけで、検診車での集団検診には時間的制約などから「受けづらい」との声が多かったという。

 むつ市は17年度から乳がんの早期検診を勧めるピンクリボン運動に取り組んでおり、同年度の受診率は20・9%に高まった。今月27日には「むつ来さまい館」で同病院の医師を招いた乳がん講演会を開く。乳がん検診の問い合わせは市健康づくり推進課(0175・22・1111)へ。近隣自治体の住民は同病院健診保健科(0175・22・2111)へ。(伊東大治)