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 サッカー日本代表(世界ランキング54位)は12日夜、新潟・デンカビッグスワンスタジアムでパナマ代表(同70位)と対戦する。今年のワールドカップ(W杯)ロシア大会に初出場したパナマはいま、どのようなチームになっているのだろうか。日本協会とパナマ側の間で事前に取り交わされていた合意も明らかになっている。

 中米にある人口400万のパナマの人気スポーツはバスケットボールやボクシングで、サッカーに大きな注目が集まったのはW杯初出場を決めてからという。本大会で1次リーグ3戦全敗に終わったものの、初出場に国民は沸いた。

 そんな中、プロの選手会が待遇の改善などを訴えて、サッカー連盟などと対立する事態に。海外報道によると、選手会側は一時、連盟の対応次第では日本戦とその後の韓国戦に参加しない意向を示していた。

 なんとか無事に迎えた日本戦は、2020年東京五輪世代(21歳以下)の若い選手を多く試した先月の親善試合とメンバーが大きく入れ替わり、W杯メンバーが多く占めそうだ。

 理由はパナマ側と日本協会が事前に取り交わした合意にある。ガリー・ステンペル監督は11日の記者会見で、「日本協会との間でW杯メンバーを15人以上連れてくるという取り決めがあった」と明らかにした。

 登録した選手は20人で、合流が遅れて前日まで全員での練習ができず、ステンペル監督は「ベストの状態ではない」という。それでも、「パナマ人は屈強だから大丈夫」とにっこり笑った。(菅沼遼)