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 2人の宇宙飛行士を乗せ、国際宇宙ステーション(ISS)に向かおうとしていたロシアのソユーズロケットの打ち上げ失敗で、ロシアの宇宙機関ロスコスモスのロゴージン社長は12日、来春にもロケットの打ち上げを再開し、2人をISSに向かわせる考えを示した。

 ロケットは11日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から発射。約2分後に異常が発生し、米ロの宇宙飛行士2人は緊急着陸した。

 ロゴージン氏は12日、モスクワ近郊の宇宙飛行士訓練施設に到着した2人と一緒の写真を、自身のツイッターに投稿。「彼らは必ずまた飛ぶ。来春にも打ち上げを計画している」と書き込み、早急にISSへの宇宙飛行士の打ち上げを再開する考えを示した。

 ロシア政府は事故後、事故原因が究明されるまで打ち上げを中止する方針を表明。国家委員会を設立し調査を始めた。タス通信によると、ロスコスモス幹部は12日、回収された1段目のロケットの部品などの調査で、10月下旬にも原因が明らかになるとの見通しを示した。インタファクス通信によると、余分な燃料の酸素を外部に排出する弁の不具合が原因との見方が浮上しているという。(モスクワ=石橋亮介)