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 北九州市議が海外視察先で昼間に飲酒していた問題を受け、市政与党の自民とハートフル北九州は12日、慣例的に行ってきた海外視察の廃止を井上秀作議長に申し入れた。共産、公明も同様の申し入れをしており、来週にも主要会派の代表者会議で廃止を決める。

 自民、公明、ハートフルの8議員は6月下旬から6泊8日の日程でスペインとフィンランドを訪問した。視察にあてられたのは計10時間程度で費用は約800万円。訪問中に一部の議員が昼食時にワインを複数杯飲み、スペインのサグラダ・ファミリア教会を「見学」した。民放の番組がこうした様子を5日に伝え、市や市議会には12日までに500件以上の批判が電話やメールで寄せられた。

 同市議会では定数(57)の3分の1にあたる19人が4年間の任期中に1度、海外視察に行けるとの申し合わせがある。辞退する議員を除き、視察する議員らで行き先などを決め、2年に1度実施してきた。

 主要会派は申し合わせを解消し、慣例的に視察の予算を確保するのはやめることにした。ただ、重要課題について調査研究の必要性が生じた場合や、友好都市などとの親善が目的の場合は、「今後協議する」としている。

 8議員は、ITを活用したスマ…

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