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 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラエルとの境界付近で12日、イスラエルに対する抗議デモがあり、ガザ地区の保健当局によると、イスラエル軍の銃撃などでパレスチナ人7人が死亡、200人超が負傷した。イスラエルのリーベルマン国防相はデモ参加者が軍兵士やイスラエル市民を攻撃したとして、発電などに使われる燃料のガザ地区への運搬停止を指示した。

 イスラエル軍によると、この日の抗議デモには約1万5千人が参加。投石したりタイヤを燃やしたりしたほか、イスラエル側に爆発物を投げつける参加者もいたという。軍は催涙弾や実弾を発砲して対抗した。

 ガザ地区では今年3月末以降、イスラエルに対してパレスチナ難民の帰還を求め、米国の在イスラエル大使館のエルサレム移転にも抗議するデモが続いている。これまでに死者は200人を超え、負傷者も2万2千人以上になっている。(エルサレム=渡辺丘)