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 トヨタ自動車が、社内に分散していた電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の開発や生産の人材を集め、次世代車向けの専門部署を立ち上げた。走行中に二酸化炭素などを出さないゼロエミッション車(ZEV〈ゼブ〉)の開発を加速させ、量産体制を整える。

 今月1日付で「トヨタZEVファクトリー」を発足させた。約50人でEVの企画を担当してきた「EV事業企画室」を母体に、FCVの担当者も含めて200人規模に拡充。車両開発や生産ラインの設計などを一手に担う。分散していた人材を一つの組織に集めて無駄な調整を減らし、開発期間を短くしたり、クルマの品質を高めたりする。

 トヨタは2020年代前半にEVを世界で10車種以上売り出し、FCVの車種も増やす。世界的に環境規制が強まるなか、各国の規制やインフラ整備の状況にあわせてEVやFCVをすばやく投入していくための組織改編だという。