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 熊本県南阿蘇村の立野峡谷沿いにあり、江戸時代からの名湯として知られる栃木(とちのき)温泉の泉源周囲が、熊本地震から2年半が経った今も被害を復旧できないままになっている。かつて温泉や「鮎返りの滝」の見学でにぎわった地域の復旧と振興策を求め、住民らが村や国に要望を始めた。

 崩落した阿蘇大橋の代替路になっている阿蘇長陽大橋に続く村道をそれ、道の下方を流れる白川の方に下っていくと、川べりの断崖に茂る木々の向こうに、白いしぶきを上げて落ちる滝が見える。すぐ横の北向山の斜面は地震で崩れた山肌が今もあらわだ。

 すぐ近くに住む高月(こうづき)一喜(いっき)さん(93)は「滝の紅葉風景を撮りに多くの人が来たものだが、地震後はほとんど来ない」。滝の少し下流の川辺に栃木温泉の泉源があり、歩いていける小道もあったが、地震で崩れ、今も通れないままだ。

 栃木温泉は1664(寛文4)…

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