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 ドイツ南部バイエルン州の州議会選が14日あり、戦後50年以上にわたり単独過半数の立場にあったメルケル政権の与党が歴史的大敗を喫した。難民を多く受け入れた3年前の決断と、その後の連立政権内の対立が影響したとみられる。2週間後に行われる中部ヘッセン州議会選でも苦戦が予想されており、敗北が続けば、メルケル政権の行方にも影響を与えそうだ。

 州選管が発表した暫定結果によると、メルケル首相が党首のキリスト教民主同盟(CDU)の姉妹政党で連立政権の与党キリスト教社会同盟(CSU)の得票率は37・2%。第1党は維持したが、2013年の前回より10ポイント以上落とし、過半数割れは確実になった。

 CDUはバイエルン州では活動しておらず、候補者は立てなかったが、中央で連立を組む社会民主党(SPD)も前回から半減の9・7%に大きく後退。一方、難民排斥を訴える新興右翼政党「ドイツのための選択肢(AfD)」は10・2%で初めて同州議会で議席を得る見通しだ。野党・緑の党は17・5%で第2党の地位を確保した。

 同州にはオーストリアなどを経…

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