山口)スマート農業、活用広がる 高付加価値の農産品も

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二宮俊彦
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 高齢化や担い手不足が深刻になりつつある農業に、情報通信技術(ICT)を活用する動きが県内でも広がっている。農作業の省力化だけでなく、先端技術の導入で高付加価値の農産品をつくる動きもある。

 扉を開けると、濃い緑の葉が一面に広がり、葉の陰でトマトが少し色づき始めていた。宇部市船木にある三浦農園のビニールハウス。空中に白い箱のようなセンサーがぶら下がり、三浦健一郎さん(39)がパソコンをのぞき込んでいた。

 「百葉箱みたいなものですよ」と三浦さん。センサーはハウス内の温度、湿度、二酸化炭素(CO2)濃度を測定。データはネット上のクラウドに蓄積され、パソコンやスマートフォンで確認できる。このデータをもとに水や液肥の必要量を分析し、灌水(かんすい)装置に入力。苗床に伸びたチューブから自動的に供給される仕組みだ。

 三浦さんは5年前に脱サラし…

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