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 関東を中心に風疹の流行が続いている。国立感染症研究所の16日の発表によると、直近1週間(1~7日)の風疹の患者数は135人で、5週連続で100人超となった。また今年に入ってからの累計患者数は1103人で、1千人を超えた。

 感染研によると、直近1週間で患者が最も多かったのは東京で45人。神奈川21人、千葉20人、埼玉7人と続き、関東地方が目立った。

 風疹はウイルス性の感染症で、くしゃみやせきなどのしぶきでうつる。潜伏期間は2~3週間。発疹がでる1週間前から、人に感染する。症状が軽い場合は患者本人も風疹と気付かないまま、感染を広げてしまうことが少なくない。

 患者は抗体保有率が低い30~50代男性が多い。妊婦が感染すると、胎児の耳や心臓などに障害が出るおそれがある。感染研は妊婦らに感染を広げないよう、予防接種を検討するよう呼びかけている。(水戸部六美)