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 世界遺産の原爆ドームがある広島市中区の平和記念公園で、ベンチなどに黒のスプレーのようなもので落書きされているのがみつかった。広島県警が器物損壊の疑いで捜査している。

 落書きが見つかったのは、原爆ドームのそばの石のベンチと、韓国人原爆犠牲者慰霊碑近くのごみ集積所の白い鉄の扉、平和記念資料館本館の免震化工事の現場を囲うフェンスの3カ所。ベンチには縦40センチ、横30センチの落書きがあり、フェンスには「2018」などと書かれていた。

 公園を管理する広島市緑政課によると、15日朝に公園の警備員が発見し、同課が交番に届け出たという。フェンスの落書きは工事業者が消したが、ほか2カ所は修繕に時間がかかる見込みで、広島中央署が器物損壊容疑で捜査している。

 毎日散歩に訪れるという広島市中区の80代の男性は「特別な場なのにとても残念。一刻も早く消してほしい」。名古屋市から観光で訪れた60代の男性も「必ず一度は足を運びたいと思っていた場所。許されないことだ」と話していた。