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 米プロバスケットボール協会(NBA)の2018~19年シーズンが16日(日本時間17日)開幕する。グリズリーズで開幕ロースター(登録メンバー)入りした渡辺雄太(24)が、日本選手では2004年の田臥勇太(当時サンズ)以来2人目の出場をめざす。

 グリズリーズの開幕ロースターは17人。だが、試合でベンチ入りできるのは13人までだ。しかも、ロースター17人のうち2人は下部リーグ(Gリーグ)のチームに所属しながら45日間までNBAに登録できる「ツーウェー契約」選手の枠で、渡辺はこの枠に入ったことになる。NBA契約の15人とのベンチ入り争いは熾烈(しれつ)だ。

 ただ、見込みはある。渡辺は12日まで行われたオープン戦で5試合中4試合に出場し、計15得点、6リバウンド、3ブロックを記録した。特にチーム第3戦のペーサーズ戦では、ダンクシュートで本拠を盛り上げたほか、試合終了間際の3点シュートで延長戦に持ち込んで勝利に貢献した。チームの今季初戦は17日(日本時間18日)のぺーサーズ戦。ベンチ入りメンバーは各試合60分前まで変更できるので、渡辺はまず、そこに食い込むことを狙う。

 渡辺が学生の頃から見守ってきた日本バスケットボール協会の東野智弥技術委員長は、「元々評価されていたディフェンスはもちろん、シュートでもアピールできた。確実にステップを上がっていて、今季中にNBAデビューを飾る可能性は高い」と期待を寄せる。

 渡辺は13日に24歳の誕生日を迎えたばかりで、今回のロースター入りは、渡辺にとっていい誕生日プレゼントとなった。ツイッターでは「さらなる成長目指して今後も頑張ります!」と飛躍を誓っている。(松本麻美)