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 油圧機器大手「KYB」(東京)は16日、同社と子会社の「カヤバシステムマシナリー」(同)が製造した免震・制振装置に検査データの改ざんがあり、国土交通省の基準や顧客の性能基準に合わない製品を出荷していたと発表した。不適合品は、疑いがあるものも含めると、マンションや病院、庁舎など全47都道府県の建物計986件で使われているという。

 国交省によると、震度7程度の地震でも倒壊の恐れはなく、安全性に問題はないとみられるが、揺れが大きくなったり加速度が増加する可能性がある。同省はKYBに対し、免震・制振装置を速やかに交換し、改ざんの原因究明と再発防止策を報告するよう求めた。

 改ざんの疑いがあるのは、地震の揺れを抑える「免震用オイルダンパー」と「制振用オイルダンパー」。建築基準法による耐震性をクリアした建物に備える装置で、2000年3月から18年9月までに製造された。

 KYBによると、出荷前の検査で国交省の基準や顧客の性能基準に合わない値が出ても、基準値内に収まるよう書き換えて検査記録を提出し、製品を出荷していた。410件で改ざんが確認され、その他の576件で疑いがあり、合計すると2社の出荷総数の7割を占める。検査データが改ざんされた製品は橋でも2件、使われていたという。

 改ざんは工場の検査員が口頭で…

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