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 秋田県仙北市角館町の伝統的工芸品「樺(かば)細工」を金属と組み合わせて、海外で販売へ――。冨岡商店(本社・同町)はフランスのデザイナーとコラボ(協業)して、新たな販路開拓をめざしている。ほかにも、樺細工をアクセサリーに用いて新たな魅力を引き出そうという動きもある。

 冨岡浩樹社長(56)によると、同社は著名な海外ブランドに樺細工のトレーなどを出荷している。過去に樺細工で海外ブランドとコラボした会社はあったが、現在は同社以外は取り組んでいないという。

 樺細工は国産のヤマザクラの皮をはぎ、表面と裏面を削って薄くしたものを熱したこてで伸ばしながら、器や箱などに貼り付けた伝統工芸。バブル期には「贈り物として首都圏のデパートで飛ぶように売れた」(冨岡社長)が、現在は売れ行きが低調だ。そこで、海外に目を向けた。

 今回コラボしているのは、パリ…

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