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 北海道稚内市の観光名所、稚内公園に立つ「氷雪の門」の一部が崩落しているのが16日朝に見つかった。市は15日夜からの激しい雷の影響とみている。

 氷雪の門は1963(昭和38)年、旧ソ連軍の侵攻などで亡くなった人たちを慰霊する樺太島民慰霊碑として彫刻家の本郷新が制作した。2柱からなる高さ8メートルの「望郷の門」の間に天を仰ぐ女性像(2・4メートル)があり、このうち左側の柱の先端部を覆った御影石の石版が崩落した。

 市都市整備課は「雷が落ちたのではないか」とみている。同公園は積雪期は閉鎖になるが、当面は周囲にロープを張って立ち入り禁止にし、遅くとも来春の観光シーズンまでに修復を終える考えだ。(奈良山雅俊)