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 精神科への長期入院が課題となる中、精神病床を1年以内に退院する割合は病棟の種類により30%以上の差があり、都道府県による差も大きいことが、医療経済研究機構と東京都医学総合研究所の奥村泰之主席研究員らの調査でわかった。

 チームは、2014~15年度に新たに精神病床に入院した約60万6千人について、診療報酬明細書のデータをもとに分析した。ただし、入院患者の約20%を占める生活保護受給者のデータは含まれていない。入院患者の34%は統合失調症、23%はうつ病などの気分障害だった。

 3カ月以内に退院する割合は64・1%、1年以内は85・7%だった。1年以内の退院率は、患者7人に1人の看護師が配置されている精神病棟は98・7%だったが、20~30人に1人の認知症治療病棟は68・0%。医師や看護師が多いと、入院直後から手厚いケアが受けられるため、結果として早期退院につながっているとみられる。

 都道府県別でみると、最も高い…

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