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 油圧機器大手「KYB」(東京)と子会社が基準に満たない免震・制振装置を出荷していた問題で、千葉県内でも15市36棟で300~400本程度が使われた疑いがあることが17日、県のまとめで分かった。市民が利用し、災害時の対策拠点となる市役所の庁舎でも使用が確認され、各市は早急に製品を交換するよう求めている。

 問題の装置は同社と子会社「カヤバシステムマシナリー」が製造・出荷した、地震の揺れを抑える「免震用オイルダンパー」と「制振用オイルダンパー」。2000年3月から18年9月までに製造された。出荷前の検査で基準に合わない値が出ても、基準値内に収まるよう検査記録を書き換え、製品を出荷していたという。

 県建築指導課によると、県内で不適合な装置が使われたのは千葉市や市川市など計15市で34棟、所在地が不明の建物が2棟あった。公共施設が8棟、民間施設は28棟で、用途別では市川市など計5市の庁舎6棟、マンションなどの住宅11棟、病院などの医療・福祉施設は公共2棟を含む計5棟、事務所4棟など。

 各市は対応に追われている。鎌…

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