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(19日、バレーボール女子世界選手権 日本1―3米国)

 東京五輪まで2年の現在地は、メダルからはるかに遠かった。日本は6強にあたる3次リーグまで勝ち進み、5位決定戦で米国に敗れて6位。上位と当たった大会終盤は4連敗で、力の差は大きかった。

 中田監督は「古賀と黒後(くろご)の育成が今年のポイント。そういう意味では成果があった」と語った。19日の試合が終わった時点での得点ランキングで22歳の古賀が4位(171点)、同じくスパイク決定率で20歳の黒後が9位(39・33%)。それぞれチーム最高だった。

 しかし大事な場面で頼られたのは34歳の荒木。途中出場で流れを変えたのも、27歳の石井や28歳の新鍋。成長を期待するという考えでは、すでに主力が若手のイタリアなどには追いつけない。

 中田監督は今後の強化について「時間が必要」と言った。日本が世界のトップに追いつくための本質的な取り組みでは、選手の発掘、育成、指導者養成など、国内の他競技と比べても遅れていることがある。

 東京五輪のメダルにこだわると、改革は遅れるばかりだ。協会内には他競技や海外の専門家を招き入れた方が、過去にこだわらない改革ができるという声もある。強化策にテコ入れが必要だ。(忠鉢信一)

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