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 「興味があっても、大学で契約していないため読めない論文が、このサイトには載っていた」。関西地方の大学に勤める30代のバイオ系研究者は、論文の海賊版サイトについて、そう証言する。結局、検索しただけで論文のダウンロードはしなかったが、「ついつい使いたくなる」と打ち明ける。

 研究者にとって、最新の情報が載った論文を読むことは、研究を進める上で不可欠だ。論文の海賊版サイトが出現した背景には、研究者側が出版社に支払う購読料が年々上がり、自由に論文を読みにくくなっているという現状がある。

 近年、専門分野の細分化が進むにつれて、論文を載せる雑誌の数が増加。その一方で、雑誌総数の5割は国際的な大手出版4社が束ねており、大学図書館などに複数の雑誌の電子版アクセス権を一括して販売する方法が主流となっている。契約していない雑誌の論文を電子版で読む際には、個別に代金を支払う必要がある。

 国立大学図書館協会によると、…

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